バイタルリアクトセラピーについて
バイタルリアクトセラピーとは、カイロプラクティックの技術をコンピュータ制御で行う治療です。
つまり、「コンピュータ制御の骨格矯正」という事になります。
カイロプラクティックの手技は「肩こり」「腰痛」「坐骨神経痛」といった各症状に非常に効果的ではあるものの、その技術は「職人芸」としての意味合いが強く、治療家によって技術力に大きな隔たりがあるのが欠点とも言われていました。
そこで、開発されたのが、「コンピュータ制御によって誰もが正確な部位に最適な力をかける事によって矯正を実現させる」という仕組みです。
「感覚」に頼るのではなく、「情報」に頼る仕組みなのです。
ただし、厳密に言えば、このバイタルリアクトセラピーとは、「骨格矯正」ではありません。
このバイタルリアクトセラピーの目的は「関節のロックをはずす」というものであり、矯正はロックの外れた関節部位の関節運動で自律的に歪みが戻される、という観点に立っています。
この感覚的な部分は、カイロプラクティックというよりも、オステオパシーに近い概念と言えるかもしれません。
日本では主に、接骨院/整骨院の方によって使われているシステムです。
日本人が完成へと導いたバイタルリアクトセラピー
バイタルリアクトセラピーによる治療の仕組みは「YPリザルトシステム」とも呼ばれています。
この「YPリザルトシステム」の「Y」は山崎、「P」はピアーズであり、開発者の頭文字となっています。
そうなのです。このバイタルリアクトセラピー、そしてYPリザルトシステムは日本人がその開発・完成に大きく関わっているのです。
元々は柔道整復師であった山崎氏がカイロプラクティックの技術と出会い、ピアーズと出会い、その技術を学ぶうちに、「より確実性の高い、汎用性をもった治療法」というものを考えるようになったそうです。
その思いが、当時ドクターピアーズが概念を暖め、試行錯誤していたコンピュータ制御による確実性を追求した矯正システムと融合し、最終的には「バイタルリアクトセラピー」「YPリザルトシステム」として結実をしたのです。
カイロプラクティックというと、日本は世界的に見ても後進国とされていますが、このような大きな出来事の中で、日本人が中心的な役割を果たしたという事実は、本当に日本の誇りと言えるでしょう。
バイタルリアクトセラピーの治療は情報が全て
バイタルリアクトセラピーによる治療において、何よりも大切となってくるのが「情報」です。
バイタルリアクトセラピーでは治療前・治療中・治療後、全てにおいてとにかく情報を大切にします。
的確な情報を元に分析し、適切な治療法を施す。
バイタルリアクトセラピーはそんな、治療としては基本中の基本に従った治療法といえるでしょう。
背骨の歪み、筋肉の温度、そういった客観的なデータを図示・グラフ化してくれますので、患者様も一緒に自身の状態を把握できる。そんな治療法がバイタルリアクトセラピーなのです。
その為、バイタルリアクトセラピーでの治療を受ける際は、必ず患部のレントゲン写真、場合によってはCT・MRI診断画像が必要になりますので事前にご確認下さい。
また、治療後のレントゲン画像等も求められます。これは、施術前と施術後の比較を行うことによって、患者様自身にしっかりとその効果を実感してもらう為です。
ある意味、バイタルリアクトセラピーとは、患者様自身を実際の治療の現場へと参加させる治療法と言えるのかもしれません。
整骨院等に普及を見せるバイタルリアクトセラピー
日本でバイタルリアクトセラピーを受ける事ができる治療院はおおよそで100の治療院があります。
どうしても、首都圏・関西圏が中心となっているようです。
ですが、「間違いのない治療」としてバイタルリアクトセラピーの注目度は上がってきており、
今後、日本にはバイタルリアクトセラピーを導入する治療院が増えていくのではないでしょうか。
ちなみに、日本でバイタルリアクトセラピーを受ける事ができる治療院は、殆どが整骨院/接骨院のようです。
カイロプラクティックやオステオパシーは徒手による矯正を行いますので、確かにそれは道理なのですが、YPリザルトシステムの開発者が柔道整復師であった、という事からも、整骨院/接骨院関係の業界に認知が進んでいったのかもしれません。
アメリカではバイタルリアクトセラピーに良く似たコンピュータ制御の治療法が生まれているそうです。
後を追う業者がいる、と言う事はやはりバイタルリアクトセラピーの治療効果・安全性が高く評価されての事でしょう。
行き過ぎた競争は市場を衰えさせますが、切磋琢磨の競争であれば、バイタルリアクトセラピー含め更に効率の良いシステムとして成長していく事になるはずです。
今後、日本におけるバイタルリアクトセラピーの勢いがどのように変化して行くのか。
非常に楽しみに感じます。


















