オステオパシーについて

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オステオパシーについて

オステオパシーとは、カイロプラクティックよりも更に歴史の古い、アメリカ生まれの手技療法です。

カイロプラクティックが「脊柱の歪みを矯正で取り除く」という基本概念を持っているのに対して、

オステオパシーでは「全身の歪みを捉え、総合的に整えていく」という非常に幅のある捉え方をしています。

その特徴的な差異というものが、「骨格矯正」を重要視するカイロプラクティックと、「筋肉調整」による自律的な骨格矯正を促す、というオステオパシーの方法論に現れています。

ですので、簡略的に二つの技術を(一般論的な形での)大別してみますと、

  • 脊椎矯正によるカイロプラクティック
  • 筋肉調整によるオステオパシー

という感じでしょうか。

勿論、実際の治療の現場では「筋肉調整を中心にするカイロプラクター」「直接的な骨格矯正を重要視するオステオパス」と言うケースも稀ではありませんので、やはり「治療家」による所が非常に大きいと言えるでしょう。

なお、オステオパシーはカイロプラクティック同様に、アメリカを中心とした欧米諸国では既に医師としての社会的地位を得ています。

ドクター・オブ・オステオパシーは医師として確固たる地位を確立しているのです。

ですが、それはあくまで欧米諸国の話であり、日本においてのオステオパシーは、やはり民間療法の立場にあります。

その為、治療は全額自己負担であり、平均すると10分1,000円程度の費用がかかってしまいます。

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オステオパシーの治療について

オステオパシーは基本的には「骨格矯正」を控え、「筋肉調整」等に主眼を置く手技療法です。

ここがカイロプラクティックと大きく違う治療概念と言えるでしょう。

つまり、骨格の歪みとは、骨格を支えている筋肉のアンバランスが原因なのであり、その筋肉のアンバランスを取り除いてあげる事によって、正常な機能を取り戻した筋肉が、骨格を正常な位置へと戻すはずだ。

という考えなのです。

これは人間のもつ自然治癒力による治療こそが是としている点であり、(※勿論、カイロプラクティックも同様の哲学を持っている)
オステオパシーはその自然治癒力による回復力について、カイロプラクティックよりも大きな期待を寄せている、という事ができるでしょう。

また、オステオパシー独特の治療法には「骨膜治療」というものがあり、これもまた、非常にソフトで静かな治療となります。

そういった治療を含め、オステオパシーは限りなくソフトな、体にかかる負担を徹底的に削ぎ落とした治療法として完成をされているとも言えるでしょう。

まだ、日本においてはカイロプラクティック程の認知をされるには至っていないオステオパシーですが、今後、日本の代替医療ブームの中で、どのような地位を確立していくのか、非常に注目される所です。

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日本におけるオステオパシーの今

今、日本にはオステオパシーに関する団体が複数存在しており、それぞれがそれぞれのオステオパシーを提唱しています。

これはオステオパシーの中にある複数の技術体系のうち、それぞれがどの技術体系を「治療の核」として用いるかによって異なってきている為です。

また、オステオパシー自体がアメリカ型のオステオパシー(現代医学に近づきつつある薬物積極併用型)とイギリス型(クラシカル)のオステオパシー(手技治療による身体との会話を最重要視)という2大派閥のような流れも生まれており、

内科、外科といった明確な区分がされている分野に比べると、内部での枝分かれが多少残っているといえます。

やはり、こうした「一般性」を見出せない要素が未だにオステオパシーの法整備が実現しない大きな足かせになっている事は間違いないでしょう。

とはいえ、この代替医療の大波の中、日本にも間違いなくオステオパシーの波はやってきています。

突然オステオパシーが上陸したのではなく、地道な活動を続けていたオステオパシーに光が当たった、と言う状態ですので、国内での普及において、決してノウハウがない、という訳でもない事がメリットとなっています。

今後、日本でのオステオパシー普及の必要条件は、

  • 「オステオパシーの明確な体系化」
  • 「組織のある程度の統一(組織間含め)」
  • 「育成機関の徹底した管理」
  • 「オステオパシー自体の啓蒙活動」

これらではないかと考えられます。

決して乗り越えるのが容易いものではありませんが、これを乗り越えたときには、一つの手技療法として、オステオパシーは確固たる地位を日本の手技療法業界において確立するはずです。

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