バランスチェック : 客観による施術を可能にした検査法
赤ひげ塾バランス活性療法の施術の中でも、特に特徴的なものが「バランスチェック」と名付けられた検査法です。
従来、整体に限らず手技療法家は誰もが自身の経験則によって患者様の身体の状態を「判断」し、最適な施術を「自分で」選択します。
その判断、選択が正しいものか、正しくないものかは施術後の患者様の回復具合を見て判断をするという形です。
まさに「結果が全て」というこの状況からも「手技療法は職人業界」と言われてきました。
あまりに経験と勘に頼り過ぎる傾向があったからです。
ですが、バランス活性療法の「バランスチェック」は全く異なる概念の検査法として確立し、その「職人技による判断」の割合を最小限に抑えました。
より確かな『状態の判断・施術の段取り確認』を、経験に依存する事なく達成する検査技術です。
そして、その本質は
「患者様の潜在意識に身体の状態・最適な施術法を聞く」
というものです。
この「身体の本音を聞く検査」であるバランスチェックによって、バランス活性療法の施術は最小限のリスクで最大限の効果を得る事が可能となったのです。
患者様自身に答えを求めるのが一番間違いがない
患者様の身体の状態を一番知っているのは他でもない患者様自身です。
だからこそ、問診や視診、触診といった検査で、患者様の実際の動きや反応を見る事が経験則の判断でも重要とされているのです。
ならば、外から治療家が「こうなっているのではないか・こうしたらよいのではないか」と経験則で判断をするよりも、当事者に直接聞いた方が間違いありません。
この『コロンブスの卵』のような発想による検査技術。それがバランスチェックなのです。
ただ、その事細かな情報は意識上にある顕在意識にはありません。
これは顕在意識で認識できる『五感情報』とは質の異なる情報であり、意識の奥深く、「潜在意識」の中に格納されていると赤ひげ塾では考えています。
そこで、この情報に触れる為の『潜在意識との会話法』が必要となるのですが、それが正に『バランスチェック』と呼ばれる検査技術なのです。
勿論、潜在意識とまるで友達のように会話をする事はできません(笑
- バランス活性療法師:「いや~、君の身体腰が悪そうだけど、何がどうなってるの? 何をしたら大丈夫なのかな?」
- 潜在意識:「あのですね~、それには腰椎4番周りの筋肉を緩めてくれたらいいよ~」
等といった会話は流石に無理です。
実際のバランスチェック検査は「O-リングテスト」で良く知られている『筋肉反射(キネシオロジー)(※)』の反応を活用して潜在意識との対話を可能としています。
つまり、潜在意識からの「Yes/No」の返事を「言葉の声」ではなく「身体の反応」として受け止めるのです。
「O-リングテスト」の場合はその反応が「親指と人差し指」で作った「O」の字を維持する力(指の握力)の変化となりますが、バランスチェックの場合はより判断がし易いように「足首の長短」の変化を反応の指標としています。
ですので、バランス活性療法の検査はとても個性的で、主にうつぶせになった状態で行われます。
バランス活性療法師はこの足首の反応を通して患者様の潜在意識に問い掛け、身体の状態を訊き、更には最適な働きかけの方法について答えを受け取るのです。
このバランスチェックによる確認が、バランス活性療法の高い施術効果、そして安全性を実現していると言えるでしょう。
※筋肉反射(キネシオロジー):内臓の状態変化、心の変化等、意識上では感じられない『心身の内側の変化』が筋肉の機能性に無意識的に反映されるという身体の特性をまとめた学問。逆説的に筋機能の状態変化から心身の内側の状態を知る事ができる。日本語で運動機能学とも呼ばれる。カイロプラクティックではAK(アプライドキネシオロジー:応用運動機能学)といった技術が有名
バランス活性療法師は患者様のお手伝いをする存在
『回復の道筋を指し示すのは治療家の経験則ではなく、患者様の身体の声』
この考え方もまた、バランス活性療法の際立った特徴と言えるでしょう。
「人間が本来備えている自然治癒力を回復させ、身体自身の治癒を導く。」
この治療概念の整体は非常に多い(手技の殆ど全て)のですが、「施術の段取りを患者様自身に教えてもらう」という概念は赤ひげ塾のバランス活性療法独自の概念です。
なお、バランスチェックによって患者様の潜在意識から返ってくる答えには
- 1. バランス活性療法で今、施術をすべきタイミングか否か
- 2. 今日はどのような施術を行うべきか
- 3. 次の施術はいつ頃にするべきか
- 4. 合計でどれくらいの期間・回数を考えておくべきか
- 5. 自宅で行うべき自己療法は何が適切か
- 6. サプリメントとの相性 (赤ひげ塾では推奨サプリメント等の取り扱いがある)
といった情報があるとされています。
勿論、上記の内容は確かな言葉で返ってくるのではなく、バランス活性療法師の問い掛けに対する「筋肉反射」つまりは「Yes/No」の反応で返ってくる形です。
ですので、バランスチェックにおいては「問い掛けの方法」も非常に重要なポイントとなります。
つまり、バランス活性療法師は「施術の技術」と並んで、「患者様の潜在意識とのコミュニケーション能力」も備えた治療家と言えるでしょう。
体系化された『基本療法』と『検査法』
バランスチェックについて細かく紹介をしましたが、当然ながらバランス活性療法は決してバランスチェックに限る整体技術ではありません。
バランスチェックによって「回復に向かう最適解」がはっきりしたとしても、その道筋に沿って進む為の「技術」が必要になります。
その為、バランス活性療法には 「9種の基本療法」 と 「20種の基本検査法」 が確立されています。
いわば、
- 『バランスチェック』は「回復・改善」というゴールに向かう道筋を明確にしてくれるもの。
- 『基本療法』はその道筋を確実に進んでいく為に必要なもの。 ※1
- 『基本検査法』は道に沿ってちゃんと歩けているかを都度確認してくれるもの。
この三つが揃って初めてバランス活性療法の真価が発揮されるのです。
※1:基本療法は全体の歪みを整え、筋肉の緊張/弛緩のバランスを整える施術法で、更に各症状/疾患に対応した「応用手技」がバランス活性療法にはあります。そして、「応用手技」は、バランスチェックで使用の有無を調べます。
1.「揺らし」の動作が基本となる9種の基本療法
「回復の道筋」を辿る為に必要な「9種の基本療法」は、バランス活性療法の施術法の中でも特に重要な技法を纏め上げたものです。
バランス活性療法では、施術中に感じる「痛み」は身体の「NO」というメッセージであると考えています。
その為、基本療法を含め、バランス活性療法の技術の多くは「揺らす」運動による刺激の少ない、優しい施術が多いのが特徴です。
この身体に優しい「揺らし」の動作によって、身体の筋肉の「緊張と弛緩」のバランスを整えていくのです。
当然ながら、この「揺らし」の動きの中にも、日本整体の長い歴史の中で蓄積された、先達の知恵が存分に活きています。
例を出すなら、「息を吸う時に筋肉は緊張する」「息を吐く時に筋肉は弛緩する」という自律神経の働きを利用した流れが組み込まれているのです。
これがバランス活性療法でいうところの「ブレンド」です。
先達の優れた理論・技術の長所を取り入れ、実際の臨床現場での新たな発想をそこに加え、より高い整体技術へと纏め上げる。
バランス活性療法はそうして、今なお成長を続けている整体技術だと言えるでしょう。
※臨床現場での新たな発見は「応用手技」として赤ひげ塾全体で共有をされています。
2.施術の効果をしっかり確認する為の20種の基本検査
バランスチェックによって指し示される「回復までの道筋」があり、
そして、その道筋を正しく進むための「9種の基本療法」と「応用手技」がバランス活性療法にはあります。
更に、その道筋を外れていないか、施術の効果を都度確認する為の「20種の基本検査」も赤ひげ塾では確立されています。
この基本検査を術前と術後に行う事によって、バランス活性療法師と患者様自身が「その変化」を実感する事ができるのです。
- 「あ、ホントだ、確かに変わってる!」
- 「さっきよりずっと身体が軽い!」
こういった「身体の変化」を細かく感じてもらう事によって、施術への信頼感も高まり、何より「確実に前進してるぞ!」という安心感と更なる回復への希望が心の中で大きく育つのです。
自然治癒力の向上において、これ以上の心強い味方はありません。
この理想的な好循環を生み出す上でも、非常に大きな役割を果たすのがバランス活性療法の「20種の基本検査」なのです。
バランス活性療法の基本施術の流れ
バランス活性療法の基本的な施術の流れは一般的な治療院の流れとそう違いはありません。
- 1. 問診
- 2. 基本検査 : 術前に体の歪み・アンバランスの確認をします。
- 3. バランスチェック : 正確な情報と施術の最適解を潜在意識に問いかけます。
- 4. 仙骨の修正 : 自然治癒力を効率的に取り戻す為の下準備を行います。
- 5. 基本療法 : 全身の歪みを整えていきます。必要の有無はバランスチェックで調べます。
- 6. 応用手技 : 症状に沿った手技を加えます。
- 7. 再検査・再チェック : 基本検査による「歪みの変化」の確認と、バランスチェックによる施術の確認を行います。
といった流れになります。
バランス活性療法ならではの過程は、やはり「3」のバランスチェックと言えるでしょう。
一般的な施術の場合は「問診」「触診」「視診」等を通じて得た情報を基に、今までの経験則から施術の段取りを組み立て、実際に行います。
ですが、バランス活性療法の場合は、そこから「バランスチェック」を行う事で、患者様の潜在意識から自分の判断が間違っていないか、また「最適な施術は何か」を確認する為に「患者様にとっての最適な施術」が可能になるのです。
生粋の治し系であれ!という塾長の想い
バランス活性療法を主催している赤ひげ塾の塾長、剣持 甲子朗氏は
「生粋の治し系整体院であれ!」
との想いを常に塾生に対して伝えています。
これは、塾長自身が「整体師の数は過剰供給、しかし治せる整体師が圧倒的に不足」という状況を強く実感しているからだそうです。
また、一部の整体師による患者様の健康を損なう事故が新聞に掲載される事も続き、
「このままでは、整体という言葉が社会悪のように認識されてしまうのでは・・・・」
そういった危機感もあって、バランス活性療法の公開に踏み切ったという背景もあり、バランス活性療法師となった塾生には口を酸っぱくして
「生粋の治し系整体院であれ!」
と常に「人の健康を預かるプロ」としての自覚を持ち、「結果を出す」という事に拘るように指導をしているそうです。
そして、それと同時に絶対に忘れてはならないと指導をしている事があるそうです。
それは、
「今の自分で、またバランス活性療法で施術可能かを最初に聞く事」
だそうです。
「人の健康を預かるプロ」として、決してしてはならない事、それは「背伸び」であると考えているのです。
- 「今の自分ではできない?」
- 「今はバランス活性療法をすべきではない?」
それらの情報はバランスチェックでハッキリと返答がでます。
バランスチェックの答えが「NO」だった場合は迷わずにその旨を患者様に伝え、施術をお断りする事もプロの仕事であると。
これもまた、赤ひげ塾 バランス活性療法の大きな特徴と言えるでしょう。
「できない事」 「すべきではない事」 ははっきりと患者様に伝える。
これが、赤ひげ塾バランス活性療法における治し系の治療家としての必須条件なのです。
◎自己療法を大切にするバランス活性療法
バランス活性療法院の特徴的な考え方として
「患者様にはバランス活性療法に頼らない生き方を実現してもらいたい」
というものがあります。
つまり、「困ったらバランス活性療法院に行けばいいや」といった「整体技術への依存」を避けるべきと提案しているのです。
「痛くなったら先生がいる」
という考え方は、良い意味では「安心感」に繋がります。
ですが、悪い意味では「自分の健康への無関心・無責任・丸投げ」というものに繋がってしまいます。
これでは健康状態を維持できたとしても、本質的には健康とは程遠い状態だと言えるでしょう。
バランス活性療法師の技術が高ければ高いほどに、その患者様の『悪い意味での』依存心・丸投げの心理が働いてしまうという、非常に複雑な問題なのですが、バランス活性療法院は「患者様には自分の健康に向き合ってもらいたい」と考えています。
その為にも「足湯・半身浴・体操」といった自己療法をしっかりと身につけ、常日頃の食生活,ストレス等ともしっかりと向き合ってもらう。
つまりは、「自分の健康・生活」に対して責任をもって取り組む事を提案しているのです。
勿論、自分で対応しきれない症状に悩まされた場合にはバランス活性療法師を頼れば良いのです。
「出来る範囲は自分で行う」という、その姿勢が大切なのです。
病気や慢性疾患は家庭でできるだけ予防をしてしまう。そして、病院や治療院とは縁遠い生活を維持する。
自分で対応できる範囲、できない範囲の判断をしっかりできるように身体と向き合い、頼るべき時にはバランス活性療法師を頼る。
これが赤ひげ塾が目指す21世紀型の未病予防の仕組みなのです。
バランス活性療法の赤ひげ塾は、「腰痛や肩こりを改善させる治療院」ではなく「地域の健康拠点」としての役割を果たす事を理想として、 患者様には
- 1. 「自分の健康と向き合う事」
- 2. 「バランス活性療法を頼りすぎない事」
という点を「前向き」に提案しているのです。


















